【検証】[ロスカットレート自動計算【外貨ペア用】@ねむかね]の出力結果の信頼性

ツール

ロスカットレート自動計算【外貨ペア用】@ねむかねの信頼性

ロスカットレート自動計算【外貨ペア用】@ねむかねの出力結果について、その正確性について検証します。

この自動計算ツールは、当ブログにおいて自作した「トラリピ運用試算表@ねむかね~対米ドル等通貨~」と同じ計算方法でロスカットレートを算出しています。よって、公式のトラリピ運用試算表の出力結果との比較において、この自動計算ツールの信頼性を確認する事としました。

解説
解説
結論から言いますと、トラリピ運用試算表同等の出力精度であるという検証結果です
↓ロスカットレート自動計算【外貨ペア用】@ねむかね はこちらから↓
ロスカットレート自動計算ツール【外貨ペア用】~ボタン一つで簡単シミュレーション~
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本自動計算ツールとトラリピ運用試算表の出力結果の比較

本自動計算ツールは、最大6ポジション合計のロスカットレートを算出する事ができるので、トラリピ運用試算表において「本数6」で設定した時のポジションとの比較で検証を行います。また、⑩合計評価損益については、トラリピ運用試算表における「ストップロス損失額」の値で確認を行います。また、検証する時のトラリピ運用試算表の選択通貨は任意とします(実は選択通貨は計算結果に影響しないからです)。
分かりにくいかと思いますので、具体的にはそれぞれ画像の通り、設定する入力内容を揃えて、各々の計算結果を比較します。

パターン1

まずは下の画像の入力値について確認します。
結果:完全一致

入力内容(左:トラリピ運用試算出表 右:当ブログ自動計算ツール)

出力結果(左:トラリピ運用試算出表 右:当ブログ自動計算ツール)

パターン2

続いて、入力値を変えて、確認してみます。
結果:完全一致

入力内容(左:トラリピ運用試算出表 右:当ブログ自動計算ツール)

出力結果(左:トラリピ運用試算出表 右:当ブログ自動計算ツール)

パターン3~パターン14

他にもランダムに値を入れて、出力結果を確認してみます。画像だと長くなるので表にまとめました。
結果:ほぼ完全一致となりました。(一部に端数処理程度のごく僅かな誤差が見られます)





この誤差についてもごく僅かなものであるため、実使用においては問題ないレベルと言えます。

※ロスカットレート自動計算【外貨ペア】@ねむかね、とトラリピ運用試算表は、ツールとしての仕様が違うので条件を網羅して検証する事はできませんが、上記のとおり、入力値を工夫する事で、ある程度条件を合わせて比較検証を行い、問題ない事の確認を行いました。

その他検証

パターン15

ポジション毎に保有通貨を変えた場合に、問題なく計算できているのかを検証します。
結果:問題ありませんでした

まず下の画像の通り、6ポジションの入力値のロスカットレートを確認します。
結果は5.58577となりましたね。


この6つのポジションは下の表のとおり、平均4.7675[ELRPLN]で3.2[万通貨]保有している事になります。

ですので条件を変えずに、1つのポジションにおいて4.7675[ELRPLN]で3.2[万通貨]保有した場合のロスカットレートを確認してみます。

結果は5.58577となり、先ほどの値と一致しました。よって問題なく計算できている事が確認できました。

入力制限について

運用資金にマイナスの値が入力されたり、10億円以上と大きすぎる値が入力されたり等の、想定外の値が入力された時は、ある程度自動で入力値を補正する機能を設けております。普段は気にする必要はありませんが、読み込まれた入力値は、出力結果の最終段で確認できるようにしております。

入力値確認結果の出力例

誤差は無視できるレベル

想定される誤差の要因

これまでの検証結果より、当ブログ自動計算ツールのロスカットレート値と公式のロスカットレート値の最小桁においてわずかな誤差がみられる事がありますが、要因としては、コンピューターによる浮動小数点の計算限界と、計算途中における小数点以下の端数処理をする場所の違いによるものだと推測します。

誤差が問題ない事の説明

例えば運用資金30万円で算出したロスカットレートの計算値は、運用資金が数十円増減するだけで、最小桁にズレが生じます。実運用でポジションをもつと、日々スワップポイントが加算(減算)されますし、ズロチ円等の円換算レートもリアルタイムで変動し、ロスカットレートにもズレが生じますので、今回の検証結果の誤差は全く気にしなくてよいレベルであると言えます。

解説
解説
以上より、高い精度で出力されているという検証結果となりました
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